群馬県玉村町は、多くの世代に認知症への理解を深めてもらおうと啓発動画を制作しています。
啓発動画はコロナ禍で講座などを開けない中でも幅広い世代の住民に認知症への理解を深めてもらうと共に、正しい対応方法を知ってもらおうと玉村町が制作するものです。動画は「寸劇で学ぼう認知症」というタイトルで、この日は、町の職員らが出演し認知症の解説や認知症の人への対応方法を紹介した寸劇の収録が行われました。
動画撮影に協力したのは去年から公務員ユーチューバーとして町の魅力を発信している町役場の新井章太郎さんと久保田祐将さんです。今後2人が編集作業などを行い動画は10月中に玉村町の公式ユーチューブで配信する予定です。
昨年度、玉村町に寄せられた認知症の相談件数は529件で前の年に比べ102件増加しているということで、担当者は、幅広い世代に動画を見てほしいと呼びかけています。